談笑自若
読み方:だんしょう じじゃく
意味
どのような危険や困難、突然の出来事に直面しても、いつもと変わらず落ち着き払い、平然と話したり笑ったりしていること。「自若」は、平常どおりで慌てないさまをいう。
由来
中国の歴史書『後漢書』孔融伝に由来する。後漢末の建安13年(208年)ごろ、曹操に処刑されることになった孔融が、机にもたれて書物を読みながら「談笑自若」としていた、すなわち談笑しつつ平然としていたという記述に基づく。
備考
危機や緊張する場面でも動揺しない、という肯定的な意味で用いる。ただし状況によっては、当事者意識がない・緊張感に欠けるという印象を与えることもある。
誤用・混同注意
- 「自若」を「じょじゃく」と読むのは誤り。正しくは「じじゃく」。
- 単に楽しく話して笑う意味ではなく、危機や困難の中でも平然としているさまを表す。
例文
- 突然のシステム障害が起きても、部長は談笑自若として指示を出し、部署を安心させた。
- 決勝戦で劣勢になっても、彼女は談笑自若の態度を崩さず、最後に逆転した。
- 厳しい質問を受けた政治家は、談笑自若として記者会見に応じた。