周章狼狽
読み方:しゅうしょう ろうばい
意味
非常にあわてて取り乱し、どうしてよいかわからない状態になること。「周章」も「狼狽」も、うろたえ騒ぐことを表す語であり、二つを重ねて強調している。予想外の出来事に直面して、落ち着きを失い、対応に窮する様子をいう。
由来
「周章」は古代中国語で、あちこちとめぐり歩く意から、あわててうろたえる意になった語とされる。「狼狽」は、狼と狽という二つの獣が互いに助け合わなければ歩けないという中国の伝説に結び付けられ、進退に窮する意で用いられた。日本ではこの二語を重ねて四字熟語として定着した。四字熟語としての正確な成立時期・特定の一典は明確でない。
備考
主に、予期しない事態にあって落ち着きを失うという否定的な文脈で用いる。「狼狽」だけでも同様に「うろたえる」の意味で使われる。
例文
- 突然の停電に、担当者は周章狼狽して非常用電源の確認に走った。
- 想定外の質問を受けた彼は周章狼狽し、すぐには答えをまとめられなかった。
- 災害時には周章狼狽せず、あらかじめ決められた避難手順に従うことが大切だ。
分類
類義語
- 右往左往
- 周章失措
- 狼狽周章
- 慌てふためく