右往左往
読み方:うおう さおう
意味
右へ行ったり左へ行ったりして、どうしてよいかわからず混乱すること。また、予期しない事態などに直面して、あわてて落ち着きを失うこと。
由来
中国・前漢の司馬遷が紀元前1世紀ごろに完成させたとされる『史記』に見える「右往左来(うおうさらい)」に由来するとされる。「右へ行き、左から来る」、すなわち人々が行き交うさまを表した語で、日本で「来」が対になる「往」に置き換えられ、「右往左往」という形で、混乱してあわてる意味でも用いられるようになった。
備考
主に「右往左往する」の形で用い、予想外の出来事に対して混乱・狼狽するという否定的なニュアンスを伴う。単に忙しく動き回ることだけを指す語ではない。
補足
- 「右往左来」は『史記』に見える由来の語であり、現代日本語の四字熟語としては通常「右往左往」と書く。
例文
- 突然の避難指示を受け、駅の利用者は右往左往した。
- 方針変更が相次いだため、現場の社員は右往左往している。
- 非常時にも右往左往せず、情報を整理して冷静に対応することが大切だ。