胆大妄為
読み方
たんだい もうい
意味
度胸がありすぎて分別を欠き、後先を考えずに無謀な行為をすること。また、そのようなさま。一般に、向こう見ずな振る舞いを非難する意味で用いる。
由来
中国語の成句に由来する。「胆大」は度胸が大きいこと、「妄為」は思慮なく行うことを表す。清末の曾朴(そうほ)による小説『孽海花(げつかいか)』第十回に用例があり、同作は1905年ごろから刊行された。日本語にも漢語の四字熟語として定着した。
備考
現代日本語では日常会話よりも文章語・評語として用いられやすい。「大胆」は肯定的にも使えるが、「胆大妄為」は通常、無謀さを非難する語である。
例文
- 彼は安全確認をせずに危険区域へ入り込むという、胆大妄為な行動に出た。
- 証拠もないまま会社を公然と非難するのは、胆大妄為と言わざるを得ない。
- 指揮官は部下の胆大妄為を戒め、慎重に計画を立て直した。