熟慮断行
読み方:じゅくりょ だんこう
意味
物事を十分に、慎重に考えたうえで、決断し、ためらわずに実行すること。「熟慮」はよく考えること、「断行」は決意して実行することをいう。考えるだけで終わらせず、適切な時点で行動に移す姿勢を表す。
由来
「熟慮(十分に考えること)」と「断行(決断して実行すること)」を結び付けた四字熟語である。中国古典の特定の一節を直接の典拠とすることは確認しにくく、成立した正確な時期・年代も明らかではない。ただし、構成する二語はいずれも古くから漢語として用いられてきた。
備考
主に方針決定、政治、経営など、慎重な検討と決断力の両方が求められる場面で用いる。単に勢いで行動することではなく、十分な検討を前提とする。
補足
- 「熟慮」を「じゅくりょう」と読まない。正しくは「じゅくりょ」である。
- 十分に考えず勢いで実行する意味ではない。熟慮したうえで決断・実行することを表す。
例文
- 重要な経営判断は、情報を集めて熟慮断行する必要がある。
- 社長は市場調査を重ねた末、新規事業への参入を熟慮断行した。
- 危機の場面では、熟慮断行できる指導者の存在が組織を支える。
分類
類義語
- 熟慮敢行
- 深思熟慮
- 慎思熟慮