軽挙妄動
読み方:けいきょ もうどう
意味
十分に考えたり状況を見極めたりしないまま、軽はずみに行動すること。「軽挙」は軽々しく行動すること、「妄動」はむやみに動くことをいう。多くは、軽率な行動を戒める否定的な意味で用いる。
由来
中国の戦国時代末期、紀元前3世紀ごろに成立したとされる『韓非子』の「解老」にある、静けさを尊び軽率な行動を戒める思想に基づく語とされる。「軽挙」と「妄動」という、ともに軽率な行動を表す語を重ねて、むやみに動くことを強調した四字熟語である。
備考
主に「軽挙妄動を慎む」「軽挙妄動は避ける」のように、軽率な行為を戒める文脈で使う。単に行動が速いことではなく、熟慮を欠くことを非難する語である。
補足
- 「軽挙盲動」と書くのは誤り。正しくは「軽挙妄動」。
- 「迅速に行動する」という肯定的な意味ではなく、考えなしに軽率な行動をするという否定的な意味である。
例文
- 状況が判明するまでは、軽挙妄動を慎むべきだ。
- 会社は、事実を確認しないままSNSで軽挙妄動することの危険性を社員に伝えた。
- 相手の出方を見極めずに軽挙妄動すれば、交渉を不利にしかねない。