深思熟慮
読み方:しんし じゅくりょ
意味
物事について深く考え、十分に思いを巡らせて慎重に判断すること。「深思」も「熟慮」も、よく考える意であり、二語を重ねて念入りに考えるさまを強調する。
由来
中国の正史『魏書』の「程駿伝」に見える語とされる。北斉の魏収らが6世紀中頃、554年頃に完成させた『魏書』にある「深思熟慮」の表現が、日本でも四字熟語として定着した。
備考
主に、重要な決定の前に慎重に考える場面で用いる。名詞として「深思熟慮の末」、副詞的に「深思熟慮して」のように使う。「即断即決」とは対照的な態度を表す。
例文
- 新規事業への投資は、リスクと収益性を深思熟慮したうえで決定すべきだ。
- 彼女は相手の事情を深思熟慮し、すぐには返事をしなかった。
- 重要な進路の選択だからこそ、家族と話し合って深思熟慮する必要がある。
分類
類義語
- 熟慮
- 熟考
- 沈思黙考
- 三思熟考
対義語
- 軽率
- 浅慮
- 軽挙妄動