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失意泰然

読み方:しつい たいぜん

意味

思いどおりにならず失望しているときでも、落ち着きを失わず、ゆったりと構えていること。「失意」は望みがかなわず意気消沈すること、「泰然」は物事に動じず平静であることをいう。逆境や失敗に際しても冷静さを保つ態度を表す。

由来

「得意淡然、失意泰然(とくいたんぜん・しついたいぜん)」という対句的な表現の後半として用いられることが多い語である。得意なときには淡々とし、失意のときには泰然としているべきだという処世訓を表す。中国古典の思想や処世訓の影響を受けた表現とされるが、この四字熟語そのものの成立年代や、特定の古典における確定した初出は明らかでない。近代以降に定着した表現として扱われる。

備考

単独でも使うが、「得意淡然、失意泰然」と対にして用いることが多い。失敗して平気でいるというより、落胆しても取り乱さず冷静さを保つという積極的な態度を表す。

補足

  • 「失意淡然」と取り違えることがある。「得意淡然、失意泰然」が一般的な対句である。
  • 「泰然自若」と混同して「失意泰然自若」とするのは、定型の四字熟語としては不適切である。

例文

  • 事業が失敗しても、彼は失意泰然の態度を崩さず、次の計画を練り始めた。
  • 選挙に敗れた候補者は、失意泰然として支援者に感謝の言葉を述べた。
  • 人生には浮き沈みがあるからこそ、失意泰然の心構えを身につけたい。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字