古今無比
読み方
ここん むひ
意味
昔から今までを通じて、比べられるものがないほど優れていること。「古今」は過去と現在、「無比」は比べる相手がないことを表す。人物の才能・功績、作品の美しさ、技術の卓越性などを最大級に褒める際に用いる。
由来
中国の漢文に由来する語とされる。「古今」は昔と今、「無比」は比較するものがないという意味の漢語であり、古来、卓越した人物や事物を称賛する表現として用いられてきた。特定の一つの典拠・成立年を示すことは難しいが、日本でも漢文・漢詩文の受容を通じて定着した四字熟語である。
備考
非常に強い賞賛を表す、やや硬く格調高い語。日常会話よりも、評論、紹介文、式辞などで用いられやすい。「古今無双」とほぼ同義で、「古今」は「ここん」と読む。
例文
- この仏像は、繊細な彫刻と穏やかな表情を兼ね備えた古今無比の名作だ。
- 彼の記録は長年破られておらず、古今無比の選手と称えられている。
- 古今無比の技術を持つ職人であっても、日々の鍛錬を怠らなかった。
類義語
対義語
- 平凡無奇
- 尋常一様
- ありふれたもの
- 千差万別