古今無双
読み方:ここん むそう
意味
昔から今までを通じて、並ぶものがないほど非常にすぐれていること。「古今」は過去と現在、「無双」は比較できる相手がいないことを表す。人物の能力・武勇・技芸などを最大級にほめる際に用いる。
由来
鎌倉時代初期、13世紀ごろに成立した軍記物語『平家物語』に見られる表現とされる。作中では上総悪七兵衛景清を「古今無双の大力早業の者」とたたえている。「古今に比べる者がなく、双(なら)ぶ者がいない」という意味から成り立った。
備考
主に「古今無双の名人」「古今無双の武将」のように、名詞を修飾して用いる。非常に強い称賛表現なので、日常的な軽い評価にはやや大げさに響くことがある。
別表記
- 古今無雙
補足
- 「こきんむそう」と読むのは一般的でない。標準的な読みは「ここんむそう」。
- 「無双」を「無想」と書くのは誤り。
例文
- 彼は数々の難局を制した、古今無双の棋士として語り継がれている。
- この刀工の技は古今無双と評され、国内外の収集家から高く評価されている。
- 物語では、主人公が古今無双の弓の名手として登場する。
分類
類義語
対義語
- 平々凡々
- 十人並み