刎頸之交
読み方:ふんけい の まじわり
意味
互いのためなら首をはねられても惜しくない、命を捨てるほど深く固い友情・交際をいう。苦楽や危険を共にし、どのような事態でも裏切らない親友同士の関係をたとえる言葉。
由来
中国・前漢の司馬遷が紀元前1世紀ごろに著した「史記」の「廉頗藺相如列伝」に由来する。趙の藺相如と将軍・廉頗は対立していたが、藺相如の真意を知った廉頗が謝罪して和解した。二人は「刎頸之交」、すなわち首を刎ねられるほどの危難も共にする交わりを結んだとされる。
備考
「刎頸の交わり」ともいう。日常会話ではやや硬く、文章語・改まった場面で用いられる。単に仲がよいだけでなく、命を懸けても惜しくないほどの強い信頼関係を表す。
別表記
- 刎頚之交
補足
- 「刎頸(ふんけい)」を「ふんくび」などと読まない。
- 単に親しい友人関係を指すのではなく、危難を共にするほど深い信頼関係をいう。
例文
- 学生時代から数々の苦難を共に乗り越えた二人は、まさに刎頸之交と呼べる間柄だ。
- 会社が危機に陥ったとき、彼は友人を見捨てず支え続け、二人の刎頸之交はさらに深まった。
- 利害が一致しているだけの関係ではなく、刎頸之交といえる信頼を築くには長い年月が必要だ。
分類
類義語
対義語
- 反目成仇
- 同床異夢