麟子鳳雛
読み方:りんし ほうすう
意味
将来大成すると期待される、才能・品性に優れた子供や若者のたとえ。「麟子」は霊獣である麒麟の子、「鳳雛」は霊鳥である鳳凰のひなを指す。特に、非凡な素質を備えた若い人をほめていう語。
由来
中国の正史『北斉書』に見える語とされる。『北斉書』は北斉(550~577年)の歴史を記した書で、唐代の636年ごろに李百薬によって編纂された。「麟子」は麒麟の子、「鳳雛」は鳳凰のひなであり、いずれも尊く優れた存在の子になぞらえて、将来有望な子供・若者をいうようになった。
備考
主に子供・若者の卓越した才能や将来性をほめる、やや格調高い表現。日常会話では「麒麟児」「将来有望な若者」などのほうが一般的である。
補足
- 「麟子」を「麒子」とは書かない。正しくは「麟子鳳雛」。
- 「鳳雛麟子」は同義の別の四字熟語であり、「麟子鳳雛」の異体字表記ではない。
- 「鳳雛」は「ほうすう」と読む。
例文
- その少年は幼いころから詩作と書に秀で、周囲から麟子鳳雛として期待されていた。
- 全国大会で活躍した新入生たちは、まさに本校の麟子鳳雛といえる。
- 祖父は、孫が研究発表で表彰されたことを聞き、「わが家の麟子鳳雛だ」と目を細めた。
分類
類義語
- 鳳雛麟子
- 竜駒鳳雛
- 麒麟児
- 英才
対義語
- 凡夫俗子
- 凡庸