竜駒鳳雛
読み方:りょうく ほうすう
意味
将来大成することが期待される、非常に才能のある若者のたとえ。「竜駒」は竜のように優れた若馬、「鳳雛」は想像上の霊鳥である鳳凰のひなを指し、いずれも優れた若い人物を表す。特に、才能に恵まれた子弟や若手の人物をほめていう。
由来
中国の歴史書『北史』の「裴延俊伝」に見える語。北魏時代(5~6世紀ごろ)の裴延俊の子らが、優れた若者として「竜駒」「鳳雛」にたとえられた故事に基づくとされる。『北史』自体は唐代の659年ごろに編纂された。竜のような名馬と、鳳凰のひなという二つの瑞祥的な比喩を並べ、将来性のある優秀な若者をいうようになった。
備考
人をほめる硬い表現で、日常会話より文章語・祝辞・人物評などで用いられる。「鳳雛」は単に年少者という意味ではなく、優れた才能を秘めた若者を表す。
別表記
- 龍駒鳳雛
補足
- 「竜駒」を「りゅうく」と読むのは一般的な慣用読みではなく、標準的には「りょうくほうすう」と読む。
- 「鳳雛」を単なる鳥のひな、または未熟な人物の意味と誤解しない。ここでは将来有望な優秀な若者をたとえる。
例文
- その高校生は国際的な数学コンテストで入賞し、竜駒鳳雛として注目を集めた。
- 監督は若手選手二人を竜駒鳳雛と評し、将来の主力として育成している。
- 研究室には竜駒鳳雛と呼ぶにふさわしい学生が集まり、新しい成果を次々と発表している。
分類
類義語
- 英才
- 俊英
- 麒麟児
- 逸材
- 将来有望
対義語
- 凡才庸器
- 駑馬鉛刀