鳳友鸞交
読み方:ほうゆう らんこう
意味
鳳と鸞という伝説上の瑞鳥が仲よく対になることになぞらえ、優れた人物どうし、特に才子佳人や夫婦・恋人が、親しく睦まじく交際することをいう。男女のよい結び付きをたたえる雅語として用いられる。
由来
中国・元代(13世紀末〜14世紀初め)の馬致遠作の雑劇「漢宮秋」に、「鸞交鳳友」の形で見える。鳳と鸞はいずれもめでたい伝説上の鳥であり、その親しい取り合わせから、優れた男女や人物同士の親密な交わりを表すようになった。日本では語順を替えた「鳳友鸞交」も用いられる。
備考
雅語的・文章語的な表現で、日常会話ではほとんど用いない。「鳳」「鸞」は実在の鳥ではなく、伝説上の瑞鳥を用いた比喩である。原典系の語順「鸞交鳳友」もある。
別表記
- 鸞交鳳友
補足
- 単なる一般的な友人関係だけを指す語と解するのは狭すぎる。才子佳人・夫婦など、優れた男女の睦まじい結び付きにもいう。
- 「鳳」「鸞」を実在の鳥の名称に限定して解釈するのは不正確で、伝説上の瑞鳥による比喩である。
例文
- 二人は芸術を通じて結ばれ、鳳友鸞交とたたえられる仲であった。
- この恋愛小説は、才子佳人が鳳友鸞交の契りを結ぶまでを描いている。
- 祝辞では、新郎新婦が末永く鳳友鸞交の関係を保つよう願いが述べられた。
分類
類義語
対義語
- 琴瑟不調
- 反目成仇