鸞鳳和鳴
読み方:らんぽう わめい
意味
伝説上の瑞鳥である鸞と鳳が、声を調和させて鳴くこと。そこから、夫婦が互いに敬愛し、心を合わせて仲むつまじく暮らすことをいう。主に夫婦円満をたたえたり、新婚夫婦の幸福を願ったりする際に用いる。
由来
中国の歴史書『左伝』荘公二十二年の「鳳凰于飛、和鳴鏘鏘(鳳凰が飛び、調和して麗しく鳴く)」という句を踏まえた語とされる。同条が記す出来事は紀元前672年ごろで、『左伝』自体の成立は戦国時代ごろとみられる。霊鳥である鸞・鳳が仲よく鳴くイメージから、夫婦の和合を表すようになった。
備考
主として夫婦の仲むつまじさを表す、格調高く祝賀的な語。日常会話よりも、結婚式の祝辞、文章、書画の題などで用いられる。「和鳴」は「わめい」と読む。
補足
- 「鸞鳳」を「らんほう」と読むのは誤りで、読みは「らんぽう」。
- 単に集団や友人同士の調和を指す語と誤解されることがあるが、通常は夫婦円満についていう。
例文
- 長年連れ添う二人は、鸞鳳和鳴の夫婦として近所でも知られている。
- 互いの考えを尊重して支え合う両親の姿は、まさに鸞鳳和鳴だ。
- 祝辞では、新郎新婦に鸞鳳和鳴の家庭を築いてほしいと願いが述べられた。
分類
類義語
対義語
- 琴瑟不調
- 夫婦不和
- 反目