馬如游竜
読み方:ば じょ ゆうりゅう
意味
多くの馬が、遊ぶ竜のように群れをなして勢いよく進むさま。
由来
中国の歴史書『後漢書』の「明徳馬皇后紀」にある「車如流水、馬如游龍(車は流水の如く、馬は游龍の如し)」に基づく。後漢(1世紀ごろ)の馬皇后の一族を訪れる車馬の盛んなありさまを述べた句であり、『後漢書』自体は南朝宋の范曄が5世紀に編纂した。後半の「馬如游龍」が四字熟語として用いられるようになった。
備考
出典の「車如流水、馬如游龍」の後半に由来する。日常会話ではあまり用いず、文章語・漢文調の表現である。車馬や人の往来の激しさには「車水馬竜」を用いることが多い。
別表記
- 馬如游龍
補足
- 「游」と「遊」を混同しやすいが、出典の字は水中を泳ぐ意の「游」である。
- 「車水馬竜」と混同し、単に車馬や人が混雑する意味だと解しないよう注意する。
例文
- 祭礼の競馬では、騎手を乗せた馬が馬如游竜の勢いで駆け抜けた。
- 将軍は馬如游竜と形容される騎馬隊を率いて、広い平原を進んだ。
- その絵には、馬如游竜の躍動感をもって疾走する馬が描かれている。
分類
類義語
対義語
- 牛歩
- 緩歩徐行