雷陳膠漆
読み方:らいちん こうしつ
意味
友人どうしの情愛・信頼が、にかわと漆が強く結び付くように、非常に固く親密であること。とりわけ、互いに深く理解し合い、離れがたい友情をいう。
由来
中国後漢時代(1世紀ごろ)の雷義(らいぎ)と陳重(ちんちょう)の厚い友情に由来する。『後漢書』「独行伝」に、二人の交わりをたたえて、郷里の人々が「膠漆は堅いといっても、雷と陳には及ばない」と歌ったという故事がある。「膠」はにかわ、「漆」はうるしで、どちらも強い接着力をもつことから、固い友情のたとえとなった。
備考
文章語・故事成語として用いられる、やや硬く古風な表現。日常会話では「大親友」「固い友情」などと言い換えることが多い。「雷陳の交わり」ともいう。
補足
- 「雷陳交漆」と書くのは誤りで、正しくは「雷陳膠漆」。
- 「膠漆」を「こううるし」などと読まず、「こうしつ」と読む。
例文
- 二人は学生時代から苦楽を共にしてきた雷陳膠漆の仲である。
- 困難な時期にも互いを支え続けた彼らの友情は、まさに雷陳膠漆といえる。
- 利害を超えて信頼し合う雷陳膠漆の友を得ることは、人生の大きな財産だ。
分類
類義語
対義語
- 犬猿の仲
- 反目
- 不和
- 疎遠