華而不実
読み方
かじ ふじつ
意味
外見は華やかで立派に見えるが、実際には中身や実質、成果が伴っていないこと。表面だけを飾り、内容が乏しい様子を批判的にいう語。
由来
中国の歴史書・思想書である『春秋左氏伝(左伝)』文公5年(紀元前622年ごろ)の「華而不実、怨之所聚也(華にして実あらずは、怨みの集まる所なり)」に由来する。花は咲いているのに実を結ばない、という比喩から、外見だけで内容がないことを表す。
備考
主に文章語・批評語として用い、人物、政策、広告、企画、文章などの「外見はよいが中身がない」ことを否定的に評する。日常会話では「見掛け倒し」もよく使われる。
例文
- 宣伝は華やかだったが、商品の性能は期待ほどではなく、華而不実だと批判された。
- 見栄えのよい資料を作るだけではなく、華而不実にならないよう具体的な根拠を示すべきだ。
- 彼の演説は美辞麗句が多いものの提案が乏しく、華而不実の印象を与えた。
類義語
対義語
- 質実剛健
- 内容充実
- 名実相伴