義結金蘭
読み方:ぎけつ きんらん
意味
友人どうしが、義理や信義にもとづいて非常に固い交わり・約束を結ぶこと。「金」のように堅く、「蘭」のように香り高い、親密で変わらない友情をいう。とくに、苦楽を共にする同志や親友との強い結び付きを表す。
由来
中国古典『易経』の「繋辞上伝」にある「二人同心、其利断金。同心之言、其臭如蘭(心を一つにする二人の力は金をも断ち、その言葉の香りは蘭のようである)」に由来する。「金蘭」は、堅固で香り高い友情のたとえとなり、そこに「義を結ぶ」の意を加えて「義結金蘭」という四字熟語になった。『繋辞』の成立時期は戦国時代から前漢期にかけてとされる。
備考
主に友情・同志愛の強さを褒める、やや格調高い表現。「金蘭の契り」「金蘭之交」ともいう。恋愛関係より、友人・盟友・同士の結び付きに用いるのが一般的。
例文
- 困難な時代を共に乗り越えた二人は、まさに義結金蘭の間柄だった。
- 彼らは学生時代に義結金蘭の契りを結び、卒業後も互いを支え続けている。
- 利害だけで集まった仲間ではなく、義結金蘭といえる信頼関係を築きたい。