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竜肝豹胎

読み方:りゅうかん ひょうたい

意味

竜の肝臓と豹の胎児という、現実には得られないほど珍しく貴重な食材を指す語。転じて、きわめて豪華で珍しい料理・珍味のたとえとして用いる。

由来

中国の『晋書』潘尼伝に見える「厥肴伊何、龍肝豹胎(その料理は何かといえば、竜の肝と豹の胎である)」に由来する。潘尼は西晋時代(3世紀後半〜4世紀初め)の人で、『晋書』自体は唐代の648年ごろに編纂された。竜や豹の胎を最高級の珍味として並べた表現から、非常にぜいたくな料理の意となった。

備考

実在の竜を食べるという意味ではなく、得がたい珍味を誇張して表す比喩である。現代の日常会話ではまれで、文章語・故事成語として用いられる。

別表記

  • 龍肝豹胎

補足

  • 「豹体」と書くのは誤りで、正しくは胎児の意の「豹胎」。
  • 「竜肝鳳髄」は類義の別の四字熟語であり、「竜肝豹胎」と混同しない。

例文

  • 王侯貴族の宴では、竜肝豹胎にもたとえられる珍味が供されたという。
  • その店の特別コースは竜肝豹胎のような食材を用いるため、予約がなかなか取れない。
  • 日常の食事に竜肝豹胎を求めるのではなく、旬の食材を味わいたい。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字