碩学大儒
読み方:せきがく たいじゅ
意味
学問が広く深く、人格・見識にも優れた、第一級の儒学者や学者をいう語。「碩学」は深く広い学問、またはその学者、「大儒」はすぐれた儒学者の意である。現代では儒学者に限らず、ある分野で卓越した学識をもつ大家を敬っていうこともある。
由来
中国の歴史書『後漢書』「儒林伝」に見える語とされる。後漢時代の儒学者・経学者のうち、学識にすぐれた人物をたたえる表現であった。『後漢書』は南朝宋の范曄が5世紀ごろに編纂した歴史書で、日本には漢籍として伝わり、四字熟語として定着した。
備考
本来は儒学者をたたえる語であり、非常に格調が高い。日常会話よりも、学術書・評伝・追悼文などで、学界の大家への敬称として用いられる。単に物知りな人を指す語ではない。
別表記
- 碩學大儒
補足
- 「せっがくたいじゅ」と読むのは誤りで、正しくは「せきがくたいじゅ」。
- 単に知識量の多い人を指す語とするのは不十分で、学問上の卓越性と高い敬意を含む表現である。
例文
- 彼は中国思想史を研究し続けた碩学大儒として、国内外の研究者から敬意を集めた。
- この講演会では、近代文学研究の碩学大儒が古典作品の魅力を語る。
- 若い研究者たちは、碩学大儒の著作を読み、学問に向き合う姿勢を学んだ。
分類
類義語
対義語
- 浅学非才
- 無学無知