博学多才
読み方:はくがく たさい
意味
学問・知識が広く深いうえに、多方面にわたる才能を備えていること。「博学」は学識が広いこと、「多才」は多くの才能があることを表す。主に、人の優れた知識や能力をほめる言葉として用いる。
由来
中国の歴史書『晋書』郤詵伝に見える語。「詵博学多才、瓌偉倜儻、不拘細行」とあり、西晋(3世紀後半)の人物である郤詵が、学識が広く多才であったことを述べた表現である。『晋書』自体は唐代の648年に編纂された。
備考
主として人物を賞賛する改まった表現。単に知識量が多いだけでなく、実際に複数分野の才能をもつという意味を含む。日常会話では「物知りで多才」と言い換えることも多い。
補足
- 「博学多彩」と書くのは誤り。「多才」は才能が多いこと、「多彩」は色彩・内容などが豊かなことをいう。
例文
- 彼女は語学だけでなく音楽や情報技術にも通じる博学多才な研究者だ。
- 博学多才の講師による講演は、歴史から科学まで話題が豊富だった。
- 祖父は博学多才で、子どもたちのどんな質問にも分かりやすく答えてくれた。
分類
類義語
対義語
- 浅学非才
- 才短学浅