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生寄死帰

読み方

せいきしき

意味

人がこの世に生まれて生きることは、旅人が仮の宿に身を寄せるような一時的なものであり、死ぬことは本来の場所へ帰ることにたとえられる、という意味。人生のはかなさや、生死を自然な移り変わりとして受け止める無常観を表す。

由来

前漢の思想書『淮南子(えなんじ)』の「精神訓」にある「生寄也、死帰也(生は寄るなり、死は帰るなり)」に基づく。『淮南子』は劉安(りゅうあん)らによって紀元前139年頃に編まれたとされる。日本では、人生の無常や生死観を表す漢語として用いられてきた。

備考

日常会話ではあまり使われず、文学・漢文・宗教思想などの文脈で用いられる硬い語。仏教的な無常観とも親和性があるが、出典は中国の道家系思想書『淮南子』である。

例文

  • 祖父は生寄死帰の思いで、限りある毎日を大切に生きたいと語った。
  • 生寄死帰という言葉に触れ、死を単なる終わりではなく、帰ることとして捉える考え方を知った。
  • この小説は、生寄死帰の無常観を背景に、旅人の生と死を描いている。

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字