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狼狽不堪

読み方:ろうばい ふかん

意味

非常にあわてふためき、どう対処してよいかわからず、ひどく取り乱すこと。「狼狽」はうろたえて落ち着きを失うこと、「不堪」は耐えられないことを表し、混乱がはなはだしい状態をいう。

由来

中国由来の漢語「狼狽」と「不堪」を組み合わせた表現である。「狼狽」には、狼と狽という二匹の獣が互いに助け合わなければ歩けず、離れるとよろめくという古い語源説がある。「不堪」は「耐えられない」の意。四字熟語としての正確な初出・成立年代は不明である。

備考

失敗や不意の出来事に直面して、ひどく取り乱す場面に用いる。「狼狽」だけでも慌てる意があり、「不堪」を加えることで程度の甚だしさを強める。やや硬い書き言葉的な表現。

誤用・混同注意

  • 「狼狽」を「ろうはい」と読むのは誤りで、正しくは「ろうばい」。
  • 「狼狽不感」と書くのは誤りで、正しくは「狼狽不堪」。
  • 単に「恥ずかしい」という意味に限定するのは不正確で、不意の事態などにひどく取り乱すことをいう。

例文

  • 突然の機器故障に見舞われ、担当者は狼狽不堪の様子で対応に追われた。
  • 発表の順番を急に早められた彼は、資料を探して狼狽不堪となった。
  • 予想外の質問にも狼狽不堪にならず、落ち着いて要点を答えることが大切だ。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字