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悠然自得

読み方:ゆうぜん じとく

意味

物事に動じず、ゆったりと落ち着いた心持ちで、自分の境遇やあり方に満足していること。「悠然」はゆったりとして平静なさま、「自得」は自分で会得し満ち足りることをいう。

由来

中国・明代の文人、袁宏道(えんこうどう)の紀行文『満井遊記』に見える語。万暦27年(1599年)ごろに書かれたとされ、「砂浜で日を浴びる鳥や波を吸う魚が、悠然自得としている」と自然の生き物ののびやかな姿を描いた表現に由来する。

備考

「悠悠自適」と近いが、「悠然自得」は主に落ち着いて現状に満足する心境を表す。「悠然自適」は両者を混同した非標準的な形として扱われることが多い。

補足

  • 「悠々自適」と混同しない。両者は類義だが別の四字熟語。
  • 「悠然自適」は一般に誤用・混同による形とされる。
  • 「優然自得」と書くのは誤り。

例文

  • 引退後の祖父は、庭の手入れをしながら悠然自得の日々を送っている。
  • 周囲が慌ただしくしていても、彼女は悠然自得として自分の仕事を続けていた。
  • 山あいの小さな家で、自然に囲まれて悠然自得の生活を楽しみたい。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字