検索

狂瀾怒濤

読み方:きょうらん どとう

意味

荒れ狂う大波と、怒り狂うように激しく押し寄せる大波のこと。転じて、社会情勢・時代の流れ・事件などが、激しく大きく変動するさまをいう。特に、混乱や変革が相次ぐ激動の時代を表す際に用いられる。

由来

中国・唐代(8〜9世紀)の文人、韓愈の文章「進学解」にある「回狂瀾於既倒(既に倒れた狂瀾を回らす)」に見える「狂瀾」に由来するとされる。「狂瀾」は荒れ狂う大波、「怒濤」は怒っているように激しい大波を意味し、両語を重ねて、激しい時勢や変動を表す四字熟語となった。

備考

自然の荒波そのものにも使えるが、現代では「狂瀾怒濤の時代」「狂瀾怒濤の変革期」のように、社会や時代の激しい変化をたとえる用法が中心である。やや文語的で力強い表現。

別表記

  • 狂瀾怒涛

補足

  • 「狂瀾」を「狂乱」と取り違えて「狂乱怒涛」と書かない。
  • 「怒濤」は新字体では「怒涛」とも書くが、「怒号」と混同しない。

例文

  • 幕末から明治維新にかけて、日本は狂瀾怒濤の時代を経験した。
  • 技術革新が相次ぐ現在は、産業界にとって狂瀾怒濤の変革期である。
  • 彼は狂瀾怒濤の政局の中でも、冷静に将来を見据えて行動した。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字