波瀾万丈
読み方:はらん ばんじょう
意味
人生・運命・出来事などに、大きな変化や起伏が次々に起こり、きわめて劇的であること。「波瀾」は大きくうねる波、「万丈」は非常に高いことを表す。特に、苦難や予想外の出来事を多く経験した人生についていうことが多い。
由来
「波瀾」は大波・大きなうねり、「万丈」は非常に高いことを意味する漢語である。もとは、万丈もの高さに達するような荒れた大波のイメージを表し、そこから物事や人生の激しい変化・起伏をいうようになった。特定の一つの中国古典を典拠とする故事成語としての成立時期は明確ではなく、日本では近代以降に四字熟語として広く定着した。
備考
「波乱万丈」とも書く。苦労や不幸だけを指す語ではなく、成功・失敗を含めて変化や起伏が大きいことを表す。「波瀾万丈な人生」のように用いることが多い。
別表記
- 波乱万丈
補足
- 「万場」と書くのは誤りで、正しくは「万丈」である。
- 苦難や不幸だけを意味する語と理解するのは不十分で、良い出来事を含む大きな起伏にも用いる。
- 「波乱万丈」は誤記ではなく、辞書でも認められる表記の一つである。
例文
- 彼女の半生は、海外移住、起業、病気からの復帰と、まさに波瀾万丈だった。
- この伝記映画は、ある科学者の波瀾万丈な人生を描いている。
- 今年は部署異動や引っ越しが重なり、私にとって波瀾万丈の一年となった。
分類
類義語
対義語
- 平穏無事
- 平々凡々
- 平坦無事