烹竜炮鳳
読み方:ほうりょう ほうほう
意味
非常にぜいたくで豪華な料理、またはそのようなごちそうをいう。竜を煮て鳳凰を焼くほど、現実には得られないほど貴重な食材を用いるという誇張から、最高級の美食を表す。
由来
中国・唐代、9世紀初頭の詩人・李賀の楽府詩「将進酒」にある「烹龍炮鳳」に基づく。竜を煮て(烹竜)、鳳凰を焼く(炮鳳)という想像上の豪奢な料理を述べた表現が、日本でも極めてぜいたくな料理を指す四字熟語として用いられるようになった。
備考
実際に竜や鳳凰を料理する意味ではなく、想像上の最高級の食材によって美食の極みを誇張した語。日常会話よりも、文章語・比喩表現として用いられる。
別表記
- 烹龍炮鳳
誤用・混同注意
- 「炮」を「砲」と書く例があるが、原典に基づく標準的な表記は「炮」。
- 「烹竜」は竜を煮ること、「炮鳳」は鳳凰を焼くことを表し、単に豪華な宴会そのものだけを指す語ではない。
例文
- 祝賀会では、烹竜炮鳳と形容したくなるような豪華な料理が客を迎えた。
- 王宮を舞台にした小説には、烹竜炮鳳の宴を楽しむ王族の姿が描かれている。
- 大切な客人のために、料理長は烹竜炮鳳のごちそうを用意した。