浅学菲才
読み方:せんがく ひさい
意味
学問や知識が浅く、才能も乏しいこと。多くは、自分の知識や能力の不足をへりくだって述べる際に用いる。「浅学」は学問が浅いこと、「菲才」は才能が少ないことをいう。
由来
「浅学」と「菲才」という漢語を組み合わせた語である。「菲」には、薄い・少ない・乏しいという意味がある。中国古典の特定の一書を典拠とする故事成語としての出典や成立年代は明確ではないが、日本では主に文章語・謙遜表現として定着した。「浅学非才」とも表記する。
備考
主に手紙、挨拶、論文の序文などで、自分をへりくだるために用いる硬い文章語である。他人に対して「浅学菲才だ」と言うと、能力を低く評価する失礼な表現になり得る。
別表記
- 浅学非才
誤用・混同注意
- 「菲」を「非」とする「浅学非才」も辞書で認められる表記であり、単純な誤字ではない。
- 「菲才」の「菲」を「卑才」などと書き換えない。
例文
- 浅学菲才の身ではありますが、これまでの調査結果を報告いたします。
- 著者は序文で、自らを浅学菲才とへりくだりつつ本書を世に問うた。
- 浅学菲才を顧みず、専門家の皆様の前で私見を述べさせていただきます。