才疎学浅
読み方:さいそ がくせん
意味
才能が乏しく、学問や知識も浅いこと。多くは「才疎学浅の身ではありますが」のように、自分の能力・学識が十分でないことをへりくだって述べる謙遜表現として用いる。
由来
「才疎」は才能が乏しいこと、「学浅」は学問が浅いことを表す語で、この二つを並べたものです。中国・明代(17世紀)の朱之瑜(しゅしゆ/朱舜水)による書簡「答源光国問中原人物書」に、「所称才疎学浅、誠実然也」と見えます。
備考
主に自分をへりくだる改まった表現であり、他人に対して「才疎学浅だ」と言うと、能力や学識を低く評価する失礼な表現になり得る。日常会話より文章・挨拶で用いられる。
誤用・混同注意
- 「才粗学浅」と書くのは誤り。「疎」は『乏しい・まばら』の意である。
- 才能があるという意味ではない。「才」に「疎」が付き、才能が乏しいことを表す。
例文
- 才疎学浅の身ではございますが、これまでの調査結果を報告いたします。
- 先生方を前にしては才疎学浅を痛感し、いっそう勉強する必要を感じた。
- 彼は講演の冒頭で「才疎学浅ではありますが」と謙遜して話し始めた。