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柳暗花明

読み方:りゅうあん かめい

意味

柳の葉が茂ってあたりが暗く見え、花が明るく咲き乱れる春の景色をいう。転じて、行き詰まって道がないと思われた状況に、思いがけず新しい活路や希望が開けることを意味する。

由来

中国・南宋の詩人、陸游(1125~1210)の七言律詩「遊山西村」にある「山重水複疑無路、柳暗花明又一村」に基づく。乾道3年(1167年)ごろの作とされる。山や川が重なって道が尽きたと思ったところ、柳と花の向こうにまた一つの村が現れた、という詩句から生まれた。

備考

本来は春の美しい景色を表す語で、現在は主に「絶望的に見えた状況が好転する」という比喩で用いる。単なる明るい未来ではなく、困難や行き詰まりを経た後に活路が開けるニュアンスがある。

補足

  • 単に「明るい将来」を表す語として使うのは不十分で、通常は行き詰まりや困難から活路が開ける場面で用いる。
  • 「柳暗」は柳が茂って暗く見えること、「花明」は花が明るく咲くことを表し、悲観的な「暗」と楽観的な「明」を単純に対比した語ではない。

例文

  • 資金難で中止寸前だった研究計画も、新たな支援者が現れ、柳暗花明の展開を迎えた。
  • 交渉は決裂したかに見えたが、双方が譲歩案を示したことで柳暗花明となった。
  • 何度も山道を曲がった先に村が見え、まさに柳暗花明という景色だった。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字