前途多難
読み方:ぜんと たなん
意味
これから先の人生・事業・計画などに、多くの困難や障害が予想されること。「前途」はこれから進む先、「多難」は困難が多いことをいう。必ず失敗するという意味ではなく、乗り越えるべき課題が多い状況を表す。
由来
「前途(これから進む先・将来)」と「多難(困難が多いこと)」を組み合わせた四字熟語である。特定の中国古典に由来する故事成語としての確かな典拠や成立年は明らかではない。近代以降、将来に予想される苦難の多さを表す漢語表現として定着した。
備考
主に「前途多難な~」「前途多難である」の形で用いる。悲観的な見通しを示す語だが、努力して困難を克服できる可能性まで否定する表現ではない。
例文
- 新規事業は資金調達や人材確保など課題が多く、前途多難な出発となった。
- 被災地の復興は前途多難だが、地域の人々は協力して歩み始めている。
- 海外での研究生活は言葉の壁もあり前途多難に思えたが、彼は挑戦を続けた。