前途有望
読み方:ぜんと ゆうぼう
意味
これから先の進路・将来に、成功や発展を期待できる見込みがあること。主に、才能や可能性を備え、今後の活躍が期待される若者・人物・事業などについていう。
由来
「前途」はこれから進んでいく道、転じて将来を、「有望」は望み・見込みがあることを表す。両語を結んで「将来に見込みがある」の意とした熟語であり、特定の中国古典に出る故事に基づく語ではない。正確な初出・成立時期は不明だが、近代以降の漢語的表現として定着したと考えられる。
備考
人・若者・選手・企業・事業など、将来性を前向きに評価する場面で用いる。「前途有望な人」のように連体修飾で使うことが多い。単に未来があるという意味ではなく、成功の見込みがあることをいう。
補足
- 「前途洋々」と同じ意味で混同されることがあるが、「前途有望」は将来に成功の見込みがあること、「前途洋々」は将来が明るく開けていることに重点がある。
例文
- 彼女は研究成果だけでなく協調性もあり、前途有望な若手研究者として注目されている。
- この選手はまだ経験が浅いが、豊かな才能を持つ前途有望な新人だ。
- 新規事業には課題もあるものの、市場の需要を考えれば前途有望だと評価できる。
分類
類義語
- 前途洋々
- 前途有為
- 将来有望
- 有望有為
対義語
- 前途多難
- 前途暗澹
- 前途無望