有頂天外
読み方
うちょう てんがい
意味
非常にうれしくて気持ちが舞い上がり、我を忘れるほど得意になること。また、そのようす。単なる喜びよりも、浮かれすぎて冷静さを失うという含みで使われることが多い。
由来
仏教語に由来する語です。もとになった「有頂天」は、一般には三界の最上位にある無色界第四天の非想非非想処を指します。ただし、密教では色界の最上位である色究竟天を「有頂天」と呼ぶこともあります。「有頂天外」は、その有頂天のさらに外に出るほど舞い上がる意から、非常な歓喜や得意を表す成句になりました。正確な初出年は不詳です。
備考
現在は「有頂天」の方が一般的で、「有頂天外」はやや文章語的です。喜びや得意で舞い上がる、少し誇張された響きがあります。
例文
- 念願だった留学が決まり、彼はしばらく有頂天外の様子だった。
- 一度ほめられたくらいで有頂天外になっていては、成長は望めない。
- 優勝の知らせを聞いた選手たちは、有頂天外で抱き合って喜んだ。
- 新商品の大ヒットに、社内は有頂天外の雰囲気に包まれた。
- 彼女は合格通知を受け取ると、有頂天外になって家族へ何度も電話した。