歓天喜地
読み方:かんてん きち
意味
天を仰いで歓び、地を踏んで喜ぶほど、非常にうれしく喜ぶこと。大きな成功や待望の知らせを得て、心から喜びにあふれるさまをいう。
由来
中国・元代(13世紀末〜14世紀初めごろ)の王実甫による雑劇『西廂記』に見える語とされる。「天を歓び、地を喜ぶ」、すなわち天にも地にも向かって喜びを表すほどの大きな歓喜を表現したもの。後に四字熟語として定着した。
備考
日常会話よりも文章語・漢文調の表現であり、非常に大きな喜びを強調する際に用いる。「歓喜雀躍」と近いが、天と地を挙げて喜ぶという壮大な語感がある。
別表記
- 歡天喜地
補足
- 「歓喜天地」とするのは誤り。正しくは「歓天喜地」。
- 「観天喜地」の「観」は誤り。喜ぶ意の「歓」を用いる。
例文
- 長年努力してきた研究が認められ、受賞の知らせを受けた彼は歓天喜地した。
- 逆転勝利が決まった瞬間、会場のファンは歓天喜地の大騒ぎとなった。
- 離れていた家族が無事に帰国したとの報に、祖父母は歓天喜地して出迎えた。