明目張胆
読み方
めいもく ちょうたん
意味
人目をはばかることなく、悪びれずに大胆に振る舞うこと。特に、不正や無遠慮な行為などを公然と行うという、非難の気持ちを込めて用いられることが多い。
由来
中国・西晋末期の王敦にまつわる故事に由来する。4世紀前半、王敦が挙兵に際して「明目張胆、為六軍之首、寧忠臣而死、不無頼而生」と述べたとされる言葉が、唐代の648年ごろに成立した『晋書』の「王敦伝」に記されている。「明目」は目を明らかにして隠さないこと、「張胆」は胆を張って度胸を示すことをいう。
分類・構成
備考
「明目張胆に〜する」の形で副詞的に使う。単に堂々としているというより、無遠慮さや不正を隠しもしない態度を非難する文脈で使われることが多い。
例文
- 彼は規則違反だと知りながら、明目張胆に会社の資料を持ち出した。
- 競合他社の広告を明目張胆に模倣する行為は、企業の信用を損なう。
- 不正を明目張胆に行わせないため、組織には適切な監査体制が必要だ。