放言高論
読み方:ほうげん こうろん
意味
遠慮や慎みなく、自由気ままに大きなこと・もっともらしい議論を言い立てること。「放言」は気兼ねなく言うこと、「高論」は高尚そうな意見や大きな議論をいう。文脈によっては、実行を伴わない口先だけの議論だという批判的な意味を帯びる。
由来
「放言(遠慮なく思うままに発言すること)」と「高論(高尚な議論、または大きな議論)」を組み合わせた漢語的な四字熟語である。特定の中国古典における一句を典拠とする故事成語としての出典や、成立した正確な年代は明確でない。日本語では、他人の大げさな議論や無責任な発言をやや批判的に評する語として用いられる。
備考
「高論」は本来、相手の意見を敬っていう語にもなるが、「放言高論」では一般に、無責任に大きな議論をするという批判的な響きが強い。自分の発言をへりくだって表す語ではない。
例文
- 会議で放言高論を重ねるだけでなく、実現可能な提案も示してほしい。
- 彼は酒席では放言高論するが、仕事となると慎重である。
- 評論家の放言高論に惑わされず、事実を確認して判断しよう。