喧々囂々
読み方:けんけんごうごう
意味
多くの人が口々に大声で話したり、騒ぎ立てたりして、非常にやかましいさま。「喧喧」「囂囂」はいずれも、声が騒がしく入り乱れる様子を表す。議論・抗議・うわさ話などで、周囲が騒然としている状況にもいう。
由来
中国・唐代(8~9世紀)の文人、韓愈(かんゆ、768~824)の文章「鄭羣墓誌銘」に見える語とされる。「喧喧」も「囂囂」も、ともに多くの声が騒がしく聞こえる意であり、同義の語を重ねて騒がしさを強めた表現である。
備考
単に活発に議論する場合よりも、声が大きく騒がしいという否定的・批判的な響きを伴いやすい語である。「侃々諤々」は筋道立てて盛んに議論する意で、区別する。
別表記
- 喧喧囂囂
補足
- 「喧々轟々」と書くのは誤り。正しくは「喧々囂々」。
- 「侃々諤々」と同じく活発な議論の意味だと誤解しやすいが、「喧々囂々」は騒がしい状態に重点がある。
例文
- 新制度の発表後、会議室は賛否両論で喧々囂々となった。
- 人気店の開店を待つ客で商店街は喧々囂々としていた。
- その発言をめぐり、SNS上では喧々囂々の議論が続いている。
分類
類義語
- 喧騒
- 騒然
- 鼎の沸くがごとし
- 群情騒然
対義語
- 静寂
- 静謐
- 沈黙