沈黙寡言
読み方
ちんもく かげん
意味
口数が少なく、あまり話さないこと。また、そのような人や性格をいう。「沈黙」は黙っていること、「寡言」は言葉が少ないことを表し、両者を重ねて、必要以上に発言しない様子を強調する。
由来
「沈黙(黙っていること)」と「寡言(言葉が少ないこと)」を組み合わせた語である。中国語にも「沉默寡言」の形が見られるが、特定の中国古典の一節を典拠とする故事成語ではない。成立した正確な年代や最初の用例は明確ではなく、近代以降に定着した漢語的な表現と考えられる。
分類・構成
備考
主に人の性格や態度を表す。落ち着き・思慮深さを肯定的に表す場合もあれば、発言が少なく意思が伝わりにくいという否定的な文脈で使われる場合もある。
例文
- 彼は沈黙寡言だが、仕事については誰よりも深く考えている。
- 沈黙寡言な職人は、言葉よりも完成品で自分の技術を示した。
- 新任の部長は沈黙寡言で、会議では要点だけを簡潔に述べる。
類義語
- 寡黙
- 無口
- 口数が少ない
- 寡言少語
対義語
- 多弁饒舌
- 雄弁多弁