悲歌慷慨
読み方:ひか こうがい
意味
悲しみを帯びた歌をうたい、世の中の不正や乱れ、自分や他人の不遇などに対して激しく憤り嘆くこと。単なる悲しみではなく、怒り・嘆き・志の高さが入り交じった、悲壮で激しい感情を表す。
由来
中国の歴史書『史記』「項羽本紀」で、項羽が悲壮な歌をうたい、激しく心を奮い立たせた場面に見える表現に由来する。
備考
文章語・漢文調の硬い表現で、日常会話ではほとんど使わない。「悲歌慷慨する」「悲歌慷慨の調べ」のように用い、志士・詩人・乱世の文脈に合いやすい。
例文
- 維新の志士たちは、国の行く末を憂えて酒を酌み交わし、しばしば悲歌慷慨したという。
- その詩には、敗れた者の無念と時代への怒りが込められ、全編に悲歌慷慨の趣が漂っている。
- 彼は政治の腐敗を前に、ただ批判するだけでなく、友人たちの前で悲歌慷慨して改革の必要を訴えた。
- 不遇の英雄を描いたこの小説は、読者に悲歌慷慨の感を抱かせる。
- 老教授は、学問が軽んじられる風潮を嘆き、講演の最後に悲歌慷慨するような口調になった。
分類
類義語
- 慷慨悲歌
- 悲憤慷慨
- 慷慨悲憤
- 憤懣悲嘆
対義語
この四字熟語に使われている漢字
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