大公至正
読み方:たいこう しせい
意味
私心やえこひいきをまったく交えず、きわめて公平で正しいこと。また、そのような態度や判断をいう。「大公」はこの上なく公平なこと、「至正」はきわめて正しいことを表す。
由来
中国・戦国時代末期(紀元前3世紀ごろ)の思想家・荀子の著作『荀子』「正論」にある、為政者が公正であれば民も正直になるという趣旨に基づくとされる。「大公(きわめて公平)」と「至正(きわめて正しい)」を重ね、公平無私の理想を表した語である。
備考
主に人物の人格・態度や、裁判・審査・行政などの判断の公正さをほめる語。日常会話ではやや硬いので、「公平で公正」と言い換えることも多い。
例文
- 選考委員会には、利害関係に左右されない大公至正の判断が求められる。
- 彼は大公至正な人柄で、相手の地位や親しさによって評価を変えることがない。
- 監督は大公至正な態度を貫き、全員に同じ基準で指導した。