公平無私
読み方:こうへい むし
意味
物事を判断・処理する際に、特定の人や自分の利益に偏らず、公正で私心がないこと。「公平」は偏りなく平等であること、「無私」は私欲やえこひいきがないことを表す。
由来
中国の古典『管子』の「形勢解」に見える「天公平無私、故美悪皆覆(天は公平で私心がないので、美しいものも醜いものもすべて覆う)」に由来する。『管子』は管仲(紀元前7世紀)に仮託されるが、書物としては戦国時代から前漢期(おおむね紀元前4世紀〜紀元前1世紀)にかけて成立したと考えられている。
備考
主に人の判断・態度・人柄をほめていう語。単に「平等」というだけでなく、私欲や縁故に左右されないことを含む。公的な立場の人物や審査・人事などの文脈でよく使う。
例文
- 選考委員には、公平無私の立場で候補者を審査することが求められる。
- 彼女は公平無私な判断を下すため、利害関係者との私的な接触を避けた。
- 組織の信頼を得るには、上司が部下に対して公平無私であることが重要だ。