公明正大
読み方:こうめい せいだい
意味
私的な利益や感情に左右されず、だれに対しても公平で、行い・判断が正しく堂々としていること。「公明」は公平で明らかなこと、「正大」は正しく立派であることをいう。
由来
南宋の朱熹(1130~1200)の講義・問答を弟子たちが記録・編纂した『朱子語類』に見られる語とされる。朱熹没後、1270年ごろに黎靖徳が内容を整理して定本化した。私心のない、明白で正しい心構えや政治・判断を表す語として用いられた。
備考
政治・行政、審査、裁判、選挙、組織運営など、公平性と正当性が求められる場面で多く用いる。個人の人格を褒める表現としても使われる。
例文
- 選考は公明正大に行われ、応募者全員が同じ基準で評価された。
- 彼は公明正大な人物なので、利害関係のある案件でも偏った判断をしない。
- 組織への信頼を得るには、会計処理を公明正大に公開することが重要だ。