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剛正不阿

読み方:ごうせい ふあ

意味

意志が強く、正しい道を守って、権力者や周囲の人にへつらったり、おもねったりしないこと。また、そのような人柄をいう。「剛正」は意志が強く正しいこと、「不阿」は他人に阿(おもね)らないこと。

由来

「剛正不阿」の典拠としては、明の余継登『典故紀聞』巻十四に見える「正大不阿」の句が挙げられる。これは心が正しく、権勢や私情におもねらないことを表す。「剛正」は意志が強く正しいこと、「不阿」は他人にへつらわないことをいう。『宋史』包拯伝は、包拯の剛直さを伝える類話ではあるが、この成語の直接の出典ではない。

備考

主に人物の人格や態度を褒める硬い表現。日常会話よりも、人物評・伝記・政治や司法に関する文章で用いられる。「阿」は「おもねる」の意で、この語では通常「ふあ」と読む。

例文

  • 彼は剛正不阿な政治家として知られ、与党内の不正も容赦なく批判した。
  • 剛正不阿の姿勢を貫いた裁判官は、権力や世論に左右されず判決を下した。
  • 上司に迎合しない彼女の剛正不阿な態度は、ときに周囲を緊張させるが、多くの信頼も集めている。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字