清廉潔白
読み方:せいれん けっぱく
意味
心が清らかで私欲がなく、行いに少しも不正ややましい点がないこと。「清廉」は欲がなく正しいこと、「潔白」は身や心が清く、後ろ暗いことがないことをいう。主に、政治家・公務員・指導者などの人格や職務上の姿勢をほめていう。
由来
「清廉」と「潔白」という、ともに中国古典由来の漢語を重ねて、清く正しい人格・行為を強調した四字熟語である。「清廉潔白」という四字のまとまった形が、特定の一書の故事に基づくという確かな典拠や成立年代は明らかでない。日本では漢文調の語として定着し、人物の公正さや無私の態度を表す語として用いられてきた。
備考
人の人格・経歴・職務上の姿勢を評価する際に用いる、ほめ言葉である。不正の事実がないというだけでなく、私欲に左右されない高潔さを含意する。やや硬い表現。
補足
- 「清廉潔癖」と混同しない。「潔癖」は不潔や不正を過度に嫌う性質を指し、別の語である。
- 「潔白」を「結白」などと書き誤らない。
例文
- 彼は長年にわたり清廉潔白な政治家として市民の信頼を集めている。
- 公金を扱う立場だからこそ、清廉潔白であるだけでなく、そのように見える行動も求められる。
- 祖父は清廉潔白な人柄で、どんな小さな不正も決して許さなかった。
分類
類義語
対義語
- 不正腐敗
- 私利私欲
- 貪官汚吏