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万世無窮

読み方:ばんせい むきゅう

意味

数え切れないほど長い年月・世代にわたり、尽きることなく永遠に続くこと。「万世」は限りない世代や時代、「無窮」はきわまりがないことをいう。国家・家系・伝統・繁栄などが永久に続くという、非常に荘重な意味で用いる。

由来

「万世(数限りない世代・時代)」と「無窮(きわまりがないこと)」を組み合わせた漢語的表現である。特定の一書に由来する故事成語としての初出は明確ではない。日本では、少なくとも明治期(19世紀後半〜20世紀初頭)には、国家や皇室、伝統などの永続を荘重に表す公的・儀礼的な文章で用いられていた。

備考

日常会話ではあまり用いず、祝辞・式辞・碑文などの改まった文脈で使われる。国家や皇室の永続をいう歴史的用法もあるため、現代では対象や文脈に配慮するとよい。

補足

  • 「万世無休」と書くのは誤りで、正しくは「万世無窮」。
  • 「天壌無窮」と混同されることがあるが、別の四字熟語である。

例文

  • 人々は、地域の伝統が万世無窮に受け継がれることを願っている。
  • この理念を万世無窮のものとするには、次の世代への教育が欠かせない。
  • 式典では、国の万世無窮の平和と繁栄を祈念する言葉が述べられた。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字