鸚鵡学舌
読み方:おうむ がくぜつ
意味
人の言葉や説を、その内容を十分に理解・検討しないまま、ただそのまままねて繰り返すこと。オウムが人の声をまねることにたとえた語で、独自の考えがないことや、無批判な模倣を批判的にいう。
由来
中国の禅宗史書である宋代・釈道原編『景徳伝灯録』(景徳元年、1004年ごろ成立)に見える表現とされる。「鸚鵡」は人語をまねる鳥、「学舌」は他人の話し方・言葉をまねて学ぶ意で、そこから内容を理解しない模倣をいうようになった。
備考
単なる復唱を中立的に表す語ではなく、普通は「理解や主体性を欠いた模倣」という批判的な含みを持つ。「オウム返し」と近いが、文章語的で硬い表現である。
別表記
- 鸚鵡學舌
補足
- 単に「人の言葉を復唱すること」という中立的な意味で用いるのは不適切な場合がある。通常は、内容を理解せず無批判にまねるという批判的な意味を含む。
- 「学舌」を「がくした」と読まない。標準的な読みは「がくぜつ」。
例文
- 先輩の意見を検証もせず繰り返すだけでは、鸚鵡学舌にすぎない。
- 発表では資料の文言を鸚鵡学舌するのではなく、自分の言葉で説明しよう。
- 彼の説明は専門家の発言の鸚鵡学舌で、質問にはほとんど答えられなかった。
分類
類義語
- 鸚鵡返し
- 受け売り
- 追従雷同
- 人真似
対義語
この四字熟語に使われている漢字
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