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鷲攫鷹拿

読み方:しゅうかく ようだ

意味

鷲や鷹が獲物を鋭くつかみ取るように、動きや勢いが非常に鋭敏で、すばやく激しいこと。また、そのように相手の要点を的確にとらえる手腕や、鋭い筆致・論調をいう。

由来

中国・宋代、12世紀前半に編まれた禅の公案集『碧巌録』に見える語とされる。「鷲攫」は鷲が獲物をつかむこと、「鷹拿」は鷹が獲物を捕らえることを表す。猛禽が獲物を一瞬で捕捉する姿から、鋭く迅速で激しい勢いをたとえる語になった。原文系統では「鷲攫鷹拏」と書く例もある。

備考

主に文章語・漢文調で用いられ、日常会話ではまれな表現である。単に「速い」ことよりも、猛禽が獲物をとらえるような鋭さ・激しさを含む。

別表記

  • 鷲攫鷹拏

補足

  • 「鷲攫鷹拏」の「拏」を誤字とみなさない。『拏』はこの語で用いられる字形の一つである。
  • 全体を「わしかくたかな」などと訓読みせず、通常は「しゅうかくようだ」と音読する。

例文

  • 彼の論駁は鷲攫鷹拿の鋭さをもち、相手の議論の弱点をたちどころに突いた。
  • 決勝戦の終盤、選手たちは鷲攫鷹拿の勢いで相手の隙を突き、逆転を果たした。
  • その批評は鷲攫鷹拿の筆致で作品の本質をとらえており、読者に強い印象を残した。

分類

類義語

この四字熟語に使われている漢字