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鶯遷喬木

読み方:おう せん きょうぼく

意味

鶯が深い谷間を出て高い木へ移る意から、低い地位にいた人が、より高い官職やよい地位へ進むことをいう。主に人の昇進・栄転を祝って用いる、格調高い表現である。

由来

中国最古の詩歌集『詩経』の「小雅・伐木」にある「出自幽谷、遷于喬木(幽谷より出でて喬木に遷る)」に基づく。紀元前11~7世紀頃に成立した詩篇を収める『詩経』で、鳥が谷から高い木へ移る様子を、人がよりよい地位へ進むことにたとえた。本文の句をもとに「鶯遷喬木」という四字熟語として用いられるようになった。

備考

日常会話ではあまり用いない文語的・祝賀的な語で、昇進や栄転をほめる場合に適する。単なる転勤・転居の意味で使うのは一般的ではない。

別表記

  • 鴬遷喬木

補足

  • 「鶯遷高木」と書くのは誤り。正しくは「鶯遷喬木」である。
  • 「うぐいすせんきょうぼく」と訓読みで読むのではなく、通常は「おうせんきょうぼく」と読む。
  • 単に鳥が移動することや一般的な引っ越しを表す語だと解するのは不適切で、主に昇進・栄転のたとえである。

例文

  • 長年の功績が認められた部長への昇進は、まさに鶯遷喬木といえる。
  • 海外支社長への栄転に際し、同僚たちは彼の鶯遷喬木を祝った。
  • 新たな要職への就任を、社内報では鶯遷喬木の人事として紹介した。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字