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鶏鶩之争

読み方:けいぼく の あらそい

意味

取るに足りない者同士、または価値や規模の小さい事柄について、むだに争うことのたとえ。「鶏鶩」は鶏とアヒルを指す。双方に大きな優劣がないような者たちが繰り広げる、低次元でつまらない争いという批判的な意味で用いる。

由来

「鶏鶩」は鶏とアヒル、「之争」はその争いを意味する漢文訓読風の表現である。鶏とアヒルの争いになぞらえ、取るに足りない者同士の争いをいうようになった。中国古典の特定の初出文献や正確な成立年代は明確ではないが、日本では古くから「鶏鶩の争い」とも表記・訓読される。

備考

相手や争いを「取るに足りない」と低く評価する、やや侮蔑的な語である。公的な場で特定の相手を直接指して用いる際は注意が必要。「鶏鶩の争い」と書くこともある。

別表記

  • 鶏鶩の争い

補足

  • 「鶏鴨之争」とは通常書かない。鶩は「あひる」を表す字である。
  • 「けいぼくのそう」ではなく、通常は「けいぼくのあらそい」と読む。
  • 単に激しい対立一般を指す語ではなく、取るに足りない低次元の争いを批判的にいう語である。

例文

  • 部署間で責任を押し付け合っているが、会社全体から見れば鶏鶩之争にすぎない。
  • 二人が些細な言葉遣いをめぐって言い争う様子を見て、彼は鶏鶩之争だと感じた。
  • 限られた予算を奪い合う前に目的を確認しなければ、会議は鶏鶩之争で終わってしまう。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字

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